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お知らせ 2024.5.3 全エリア

まちの保育園・こども園とニューロダイバーシティ / 書籍出版のお知らせ

#ニューロダイバーシティ#学び・研修#プロジェクト

まちの保育園・こども園/まちの研究所では、これまで、人の才能や可能性がいかに社会で幸せに開花するか。そのためには乳幼児期からの育ち・学びが大切と考えて、実践と研究を進めて来ました。実践を通して直面する課題や可能性に向き合う中で、「ニューロダイバーシティ」という概念との出会いがあり、自分たちがずっと大事にして来たことを概念化された感覚があります。

このニューロダイバーシティに関する取り組みは素晴らしいパートナー伊藤穰一さんと、コミュニティの皆さんとの共創プロジェクトとして進めています。この度、Forbesさんとのご縁があり、私たちの間で議論して来たことを、素敵な一冊の本にまとめていただきました。中には、まちの保育園・こども園の実践や想いがたくさん詰まっています。ニューロダイバーシティについては、今、社会のあらゆる分野で、様々なアクションが起こりつつあると感じていますが、特に子どもの領域においてその重要性が際立つと信じています。このテーマに取り組むアプローチの一つとして、私たちの考えをまとめていますので、何か皆さんの対話のきっかけにしていただけましたら幸いです。

『普通をずらして生きる ニューロダイバーシティ入門』
著者:伊藤穰一、松本理寿輝
価格:1430円
発行:リンクタイズ株式会社
販売:株式会社プレジデント社

また、この9月に障害や違いに関わらず、すべての子どもたちが共に学べる小さな学校(Neurodiversity School in Tokyo/NSIT)も開校する予定です。まだ駆け出しのプロジェクトではありますが、よろしければこちらも見守っていただけると嬉しいです。

このニューロダイバーシティという概念は社会の理念でもあると考えています。そして、「理想的な子どもの環境づくりは、理想的な社会づくり」として私たちが保育教育の枠にとらわれずアクションして来たこととも繋がるように感じています。この経験を通して、まちの保育園・こども園のこれまでの実践・研究と地続きな、新しい可能性を探究していきます。

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  • 5月8日にこちらのイベントにてお話をさせていただきます!

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