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お知らせ 2023.7.11 全エリア

【レッジョ・エミリア・アプローチに関する新刊情報】「もざいく 描くこと、言葉、素材が紡ぐ物語り」

#出版#学び・研修#レッジョ・エミリア・アプローチ#ほいくのこと

レッジョ・エミリア・アプローチを解明する待望の邦訳「もざいく 描くこと、言葉、素材が紡ぐ物語り」

2022年12月〜2023年5月まで日本で開催されたレッジョ・チルドレンからの展覧会「もざいく 描くこと、言葉、素材が紡ぐ物語り」。(主催:JIREA, まちの研究所株式会社/まちの保育園・こども園)子どもたちの表現の中でも「ドローイング(drawing)」に着目し、同展示で取り上げられた子どもたちの作品集、その作品が生み出されるまでの様々な探究プロセス(子どもたちの物語り)、教育者のリサーチをまとめた書籍の日本語版が中央法規出版より出版されました。JIREAボードメンバーであるカンチェーミ・潤子さん、山岸日登美(まちのこども園 代々木公園 前園長/現 ペタゴジカルチーム ディレクター)が訳者として、JIREAも協力として関わっています。

本書はレッジョ・エミリア・アプローチの教育・保育現場での実践事例が豊富に掲載されていること、「描く」という0歳から参加できる原初的な表現がテーマであることから、教育・保育関係者や子育て家庭をはじめ、子どもたちと接する全ての皆さまに親しみ、活用いただける一冊となっています。また、展覧会に足を運んでいただいた方には、その内容を改めて振り返り、教育者のリサーチ内容を踏まえ、より深く味わっていただける内容となっております。

レッジョ・エミリア・アプローチを、実践を通じてより深く理解する、待望の翻訳書籍です。ぜひ一度お手にとってご覧ください!

【主な目次】
日本語版の発行にあたって
本書で用いられる言葉の解説(訳者注)
現実の可能性を紡ぐ未来
探究
センシティブな提案
バリエーション1 片面段ボール
バリエーション2 バブルラップ(プチプチ)
物語りの提案
異なるアイデンティティ
カモフラージュ
再提案
クリエイティブなアクシデント
研究とワークノート
解釈と分析

【著者情報】
ヴェア・ヴェッキ、ミレッラ・ルオッツィ 編集
カンチェーミ潤子、山岸日登美 訳
JIREA 協力