仕組み


▼保育者/教師

まちの保育園の保育者は、育ち、学びの共同者としてこどもたちを見守り、支援する存在です。保護者と協力関係を築きながら、こどもの興味や関心に広く深く寄り添い
ます。

▼アトリエリスタ

園全体を「まちの保育」をなすためのアトリエと見なし、園を総合的に支える。保育者と話合い家具を製作したり、園庭の手入れをしたり、保育室の創造活動を支援したり、まちの人をお迎えしたりと、様々な役割を担います。

▼園舎

内装は木と石とレンガで作られています。乳児室(0歳児室)は落ち着いた雰囲気の独立した部屋ですが、1歳児以上は広い部屋で異なる年齢のこども達と関わりながらのびのびと過ごします。保育者とアトリエリスタが話合い、保育室はこどもの興味関心に即して変化して行きます。

▼園庭

四季を通して変化があり、草木が茂るエリア、どろんこ遊びができる砂・土のエリア、ごろごろ気持ちよい芝のエリアがあります。中央の築山はこどもたちのお気に入り。自然の中からこどもたちの遊びの力を引き出します。

▼地域との連携

保育の一環として地域交流を積極的に図り、善意のコミュニティづくりを目指します。こどもたちが人格を形成する上で大切な0歳から6歳の時期に、様々な個性や才能と触れあう機会を作ります。一生の財産となるような出会いが待っているかもしれません。

▼地域交流

まちの人たちや園のこどもたちとの接点が自然に育まれるように、いくつかの工夫をしています。しかし、私たちの想像力に限界があるので、保護者、まちの人と共に組み立て続けてゆきたいと考えています。こどもたちの生活の落ち着きを確保しながら、いかにまちに開かれたものとするかがテーマです。

▼レストラン&ベーカリー

園の入り口にはカフェがあります。朝は会社に持って行ける持ち帰りパンも。おいしいランチも取れ、夜は少しお酒も飲めるでしょう。お父さんも迎えに来たくなるかもしれません。

▼ギャラリー

エントランスから続く長いレンガ壁の廊下はギャラリーになっています。育ち・学びを記録した”ドキュメンテーション”の展示や写真・動画の共有、今後はこども達の作品展示をはじめ、企画展なども。

▼家庭との協力関係

家庭の状況を踏まえながら、こどもにとって最善の環境を日々一緒に考え改善してゆく、子育てのパートナー関係が育めればと願っています。

▼まちの人

地域交流はまちにとっても良いことではないでしょうか。こどもたちと日常的に接することで、暮らしに潤いが出たり、人生に一層の彩りがもたらされる事もあるかもしれません。私たちは地域で支え合える状況をつくることが、保育の質を高めることに繋がると考えています。

▼対話でなす保育

イタリアのレッジョエミリア教育アプローチ(*)をベースにした、教育をひとつの柱としています。しかし、まちの保育園の保育の本質は、こどもたちのために、保育者、保護者、まちの人がなす毎日の「対話」の中にあると考えています。
*北イタリアの小都市レッジョエミリア市(Reggio Emilia)で発展した前衛的な教育実践と学びの共同体。こどもの可能性を引き出すことに街ぐるみで取組むことを特色とし、90年代にアメリカ版ニューズウィーク誌に取りあげられたのち世界的な注目を集めた。 21世紀の教育のあり方として注目され、世界各国に広まっている。